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有棘細胞がん

更新日:2024年4月1日

有棘細胞がんの情報

皮膚は表面から表皮、真皮、皮下組織の3層から構成されています。有棘細胞がんは、表皮のほとんどを占めるケラチノサイトががん化した腫瘍です。長年にわたり紫外線を浴び続けた顔や手背などの皮膚に、光線角化症(または日光角化症)とよばれる、かさつきのある紅斑ができることがあります(図3)。下口唇にも同じような病変ができることがあり、日光口唇炎と呼ばれます。光線角化症と日光口唇炎はごく早期の有棘細胞がんで、がん細胞は表皮のみにとどまります(表皮内がん)。また原因が特定できない表皮内がんをボーエン病とよびます。いずれも進行すると深部に浸潤し、角化を伴う腫瘤や潰瘍を形成し悪臭を伴うようになり(図4)、リンパ節転移や遠隔転移を起こすことがあります。有棘細胞がんの原因として最も多いのは紫外線の長期曝露ですが、その他に、やけどのあと(熱傷瘢痕)、放射線による皮膚炎、慢性の炎症(骨髄炎、褥瘡、膿皮症など)、パピローマウイルスの感染、タールの長期曝露、慢性ヒ素中毒など、さまざまな原因で有棘細胞がんが発生することがあります。昔の傷あとが盛り上がってきた、治りにくい潰瘍ができた、など、疑わしい病変では生検による組織の確認と、これまでの生活歴の把握が重要です。

     光線角化症            有棘細胞がん
 
      (図3)             (図4)

治療について

光線角化症やボーエン病のような表皮内がんの段階であれば、切除で完治します。また顔や頭部に発生した光線角化症では切除の他に、イミキモドクリームによる外用治療が可能な場合もあります。イミキモドは外用すると皮膚の免疫系を活性化し、強い炎症を起こすことでがん細胞を除去する効果がありますが、欠点として外用した部位にひりつきやびらんを生じること、治療期間が比較的長い(2〜4ヶ月)ことが挙げられます。また角化が強い場合は効果がないことがあります。有棘細胞がんの治療の第一選択は手術ですが、再発の危険性が高い場合は術後に放射線療法を追加することがあります。また手術ができない場合や、遠隔転移がある場合は放射線療法、化学療法、免疫療法を単独あるいは組み合わせて行います。

紹介時から治療までの期間

治療・検査内容 初診~入院までの期間:通常 担当診療科
手術 1~3週間 皮膚腫瘍科
化学・免疫療法 1~2週間 皮膚腫瘍科
放射線治療 2~3週間 皮膚腫瘍科