メルケル細胞がんの情報
高齢者の顔面にできることが多いまれな皮膚がんで、光沢のある赤い腫瘤を呈することが多いです(図9)。発症の原因として、メルケル細胞ポリオーマウイルスの感染がきっかけになる場合と、紫外線が発症のきっかけになる場合があるといわれています。
(図9)
九州がんセンターは、福岡県がん診療連携拠点病院、医療機能評価認定病院です。 〒811-1395 福岡県福岡市南区野多目3丁目1番1号
掲載日:2024年4月1日
高齢者の顔面にできることが多いまれな皮膚がんで、光沢のある赤い腫瘤を呈することが多いです(図9)。発症の原因として、メルケル細胞ポリオーマウイルスの感染がきっかけになる場合と、紫外線が発症のきっかけになる場合があるといわれています。
転移がない場合は手術が第一選択です。手術の後に放射線療法を追加することもあります。手術ができない場合は放射線療法や免疫療法を行うことがあります。
治療・検査内容 | 初診~入院までの期間:通常 | 担当診療科 |
手術 | 1~3週間 | 皮膚腫瘍科 |
化学・免疫療法 | 1~2週間 | 皮膚腫瘍科 |
放射線治療 | 2~3週間 | 皮膚腫瘍科 |