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セカンドオピニオン

更新日:2024年8月6日

 

セカンドオピニオンの申し込みや手続き方法に関するお問い合わせ先
TEL 092-541-3231(代表)
FAX 092-541-3390

がんに関するご相談窓口 → がん相談支援センターについて

 


 

当院では2004年12月より、セカンドオピニオン外来を開設いたしました。完全予約制で実施しております。

セカンドオピニオンとは

セカンドオピニオンとは、「主治医の診断や治療方針に対する、別の医師の意見」という意味です。決して「医師や病院をかえる」ことではありません。主治医との良好な関係を保ちながら、複数の医師の意見を聞くことです。医師によってあなたの病気に対する考え方が違う場合もあります。また、医師や病院によって、医療技術や診療の質に差があることも考えられます。そこで、あなたにとって最善と考えられる治療をあなたと主治医で判断するため、主治医以外の医師の意見を聞くこと。それがセカンドオピニオンです。

当院でセカンドオピニオンを受けていただくための、下記の要項をよくお読みください。

申込み手続き

1.セカンドオピニオン外来の目的

当院以外の医療機関を受診されている患者さんに対して、その医療機関の主治医の診断内容や治療方針について本院の専門医が意見や助言を行います。
患者さんが自らの治療に関して、最良の方法を選択するための参考にしていただくためのものです。
セカンドオピニオンは、診断や治療に関する意見を述べることが目的ですから、患者さんとの面談や主治医からの診療に関する資料(診療情報提供書等)に基づいて行います。新たな検査や治療は行いません。

2.相談の対象となる方と対象疾患

患者さんご本人が原則です。ご本人の来院が難しい場合、患者さんご自身の同意書持参の上、ご家族による相談も可能です。
なお、患者さんが未成年の場合は、相談にみえるご家族との続柄を確認できる書類(健康保険証等)が必要です。
事前にご連絡いただいた相談内容に基づいて、本院医師が予め受入れ可否を決定いたします。内容によってはお受けできない場合もございますのでご了承ください。

3.セカンドオピニオンの提供が不可能な場合

  • 最初から、本院への転院をご希望の場合(※このような場合は、本院の一般外来を受診してください。)
  • 医療訴訟や医療苦情に関する相談
  • 医療費の内容や医療給付に関わる相談
  • 亡くなられた患者さんを対象とする相談
  • 特定の医師、医療機関への紹介を希望されている場合
  • 相談内容が本院の専門外である場合
  • 診療情報提供書や検査資料等を持参できない場合

4.セカンドオピニオンと当院での治療等

当院のセカンドオピニオンは患者さんに現在治療を受けられている医療機関から資料を用意していただき、この資料に基づき治療等の説明やいろいろな治療方法をご紹介するものです。このため、当院のセカンドオピニオンでは治療も検査も他病院の紹介も行いません。また、セカンドオピニオンは当院への転院や診療につながるものではありません。当院での治療を目的においでになるときは通常の受診手続きをとっていただくことになります。(この場合はご本人様のご来院が絶対条件となります。)

5.準備していただく資料

当院のセカンドオピニオンは下記の資料をもとに実施しますので、必ずご用意ください。資料を当院のがん相談支援センターへ追跡が出来るもので郵送してください。郵送して頂いた後、日程の調整に入ります。

  1. 診療情報提供書(紹介状)
    → 現在の医療機関での治療や検査等について、主治医の先生に作成してもらってください。
  2. 画像診断フィルム
    → CT、MRI、レントゲン等のデータをCD-ROM又はUSBメモリ等でご準備ください。
  3. 検査の結果
    → 診療情報提供書に記載があれば結構ですが、これ以外に用意できるようであればご準備ください。
  4. ご本人が来院できない場合
    →本人自筆の同意書、および来院者の身分を証明できるものをご準備ください。

6.申込の方法

申込用紙に必要事項をすべてご記入いただきFAXにて送付、または郵送してください。

書類のダウンロード セカンドオピニオン申込書
(PDF)
セカンドオピニオン相談同意書
(PDF)
セカンドオピニオン申込書
(Excel)
セカンドオピニオン相談同意書
(Word)

7.相談日の決定とその連絡方法

お申込をいただいた後・・・

患者さんの疾患に応じて当院のセカンドオピニオン担当医師と調整しこちらからFAXか電話でご連絡を差し上げます。日時に関しましては、完全予約制で行うためご希望に添えない場合がありますのでご了承ください。またセカンドオピニオン外来においでいただいた後、複数の診療科にわたっての説明が必要であることがわかった場合、一度で終わらず、何回かおいでいただく場合がございます。料金は相談回数分の料金になります。

8.料金の設定について

セカンドオピニオンの時間は原則60分を限度(資料閲覧、書類作成時間を含む)とし、料金は33,000円(外国人患者は99,000円。消費税等込み)です。やむを得ず60分を超えた場合は、30分毎に11,000円(消費税等込み)を加算させていただきます。全額自費で健康保険は適用されません。

【セカンドオピニオン料金】

時 間 料金(消費税等込み)
60分以内 33,000円 外国人患者 99,000円
60分超過90分以内 44,000円 110,000円
90分超過120分以内 55,000円 121,000円
120分超過 30分毎に+11,000円

【時間・料金の参考例】

書類の確認時間 面談時間 書類の作成時間
15分 40分 15分
合計時間 : 70分
料金 : 44,000円(消費税等込み)

※料金には書類の確認・作成などの相談以外の時間も含みます。
※相談時間は相談内容により異なります。
※外国人患者とは、以下のいずれかに該当する方です。
 ・日本の公的医療保険に加入していない外国人患者の方
 ・日本の公的医療保険に加入しているが日本語での意思疎通が困難な外国人患者の方

外国人患者の方のセカンドオピニオン受診については、内容や状況によりお受けできないことがあります。

担当医師外来表

日程はセカンドオピニオンの申込書が届いてから担当医師と調整を行います。

必ずしもご希望に添えないことがございますがご了承ください。

セカンドオピニオン外来表

診療科 医師名 曜日 時間 備考
消化管外科 木村和恵(食道)     日時は適時相談
木村和恵(胃)     日時は適時相談
杉山雅彦(大腸)     日時は適時相談
肝胆膵外科 杉町圭史 木・金   日時は要相談
呼吸器腫瘍科 山口正史     日時は適時相談
庄司文裕 午前  
瀬戸貴司 火(月2回) 9:00~
15:00~
 
婦人科 有吉和也   時間は要相談
齋藤俊章   時間は要相談
頭頸科 益田宗幸 午後  
檜垣雄一郎 午前中  
乳腺科 徳永えり子 月・火   日時は要相談
泌尿器・後腹膜腫瘍科 根岸孝仁 13:00~  
整形外科 薛宇孝     日時は要相談
皮膚腫瘍科 内博史 月・水 午後  
血液内科 末廣陽子     日時は要相談
崔日承     日時は要相談
小児・思春期腫瘍科 中山秀樹 13:00~ 他の曜日は要相談
古賀友紀     日時は適時相談
消化器・
肝胆膵内科
杉本理恵 月・水・金 月:午後
水:午前午後
金:午前
 
久野晃聖     日時は要相談
古川正幸 水・木 午後  
消化管・
腫瘍内科
江﨑泰斗 火・木 14:00~  
薦田正人 14:00~  
放射線治療科 國武直信     日時は要相談

▲各担当医の名前をクリックすると担当医の紹介を表示します。

担当医師紹介

担当医師紹介

当院のセカンドオピニオンの担当医師を紹介します。

 

2024年8月現在

診療科 医師名 職名 専門疾患 専攻分野
消化管外科 木村和恵 部長 消化器癌 食道癌と胃癌を中心に、消化器癌全般の診療を行っています。
杉山雅彦 医長 消化器癌 大腸癌を中心に、消化器癌全般の診療を行っています。
肝胆膵外科 杉町圭史 部長 肝臓癌・膵臓癌の外科治療 肝・胆・膵臓の悪性腫瘍に対する外科治療も行っています。
呼吸器腫瘍科 山口正史 医長 肺癌、縦隔腫瘍、中皮腫など 呼吸器悪性疾患(肺癌、縦隔腫瘍、中皮腫)内科、外科、放射線科という科ごとの壁はなく総合的、集学的な治療を行っています。また、治癒率向上を目指した種々の臨床試験も行っています。
庄司文裕 医長 肺癌、縦隔腫瘍、中皮腫など 呼吸器悪性疾患(肺癌、縦隔腫瘍、中皮腫)内科、外科、放射線科という科ごとの壁はなく総合的、集学的な治療を行っています。また、治癒率向上を目指した種々の臨床試験も行っています。
瀬戸貴司
(内科)
医師 肺癌 中皮腫 呼吸器悪性疾患(肺癌、中皮腫)内科、外科、放射線科という科ごとの壁はなく総合的、集学的な治療を行っています。また、治癒率向上を目指した種々の臨床試験も行っています。抗がん剤が専門分野です。
婦人科 有吉和也 医長 婦人科領域悪性疾患(子宮頸癌・子宮体癌・卵巣癌・腟癌・絨毛癌、子宮頸部上皮内腫瘍など) 婦人科領域悪性疾患 子宮がん、卵巣がん、絨毛性疾患、など全ての婦人科領域悪性疾患の診断と治療を行っています。また、子宮頸部上皮内腫瘍のレーザー治療等や、前がん病変の治療・管理も行っています。
齋藤俊章 医師 婦人科領域悪性疾患(子宮頸癌・子宮体癌・卵巣癌・腟癌・絨毛癌、子宮頸部上皮内腫瘍など) 婦人科領域悪性疾患 子宮がん、卵巣がん、絨毛性疾患、など全ての婦人科領域悪性疾患の診断と治療を行っています。また、子宮頸部上皮内腫瘍のレーザー治療等や、前がん病変の治療・管理も行っています。
頭頸科 益田宗幸 副院長 頭頚部腫瘍 特に甲状腺がん 耳鼻咽喉科、頭頚部外科 頭頚部悪性腫瘍に対し放射線と化学療法を併用することで、可能な限り機能温存を目的とした治療を試みています。
檜垣雄一郎 医長 頭頚部腫瘍 特に甲状腺がん 耳鼻咽喉科、頭頚部外科 頭頚部悪性腫瘍に対し放射線と化学療法を併用することで、可能な限り機能温存を目的とした治療を試みています。
乳腺科 徳永えり子 部長 乳癌 乳腺科 乳癌及びこの関連疾患の診断と治療を行っています。
泌尿器・
後腹膜腫瘍科
根岸孝仁 医長 尿路性器腫瘍(膀胱癌、前立腺癌、尿管癌、腎臓癌) 尿路性器腫瘍 特に膀胱全摘後の尿路変更術や新規抗がん剤を含む治療に力を入れています。
整形外科 薛宇孝 医長 骨腫瘍、軟部腫瘍 骨、軟部腫瘍 原発性骨・軟部悪性腫瘍の診断と治療を行っています。
皮膚腫瘍科 内博史 医長 皮膚がん 悪性黒色腫、有棘細胞がん、乳房外パジェット病など、すべての皮膚がんの診断と治療を行っています。
血液内科 末廣陽子 部長 白血病・悪性リンパ種・多発性骨髄腫 血液腫瘍に対し化学療法を中心とした集学的治療を行っています。
崔日承 医長 白血病・悪性リンパ種・多発性骨髄腫 血液腫瘍に対し化学療法を中心とした集学的治療、造血幹細胞移植を行っています。
小児・
思春期腫瘍科
中山秀樹 医長 小児白血病 小児血液腫瘍 小児血液腫瘍の治療(特に小児がんの化学療法)及び幹細胞移植(骨髄移植、臍帯血移植など)を行っています。
古賀友紀 医長 小児がん、思春期がん 難治性白血病、リンパ腫、胎児性腫瘍、骨軟部腫瘍、脳腫瘍など、すべての小児・思春期がんに対する化学療法およびがんゲノム診療、造血細胞移植を行います。こどもに優しい治療を目指しています。
消化器・
肝胆膵内科
杉本理恵 統括診療部長 肝癌・肝内胆管癌 肝癌、胆道癌に対する診断、治療を行っています。ラジオ波焼灼、血管塞栓術(TACE)、全身化学療法、肝動注療法のほか閉塞性黄疸に対する胆管ステント留置、食道静脈瘤の内視鏡治療などを行なっています。
久野晃聖 医長 膵癌、胆管癌 膵癌、胆管癌に対する内視鏡を用いた精査、診断および十二指腸閉塞、閉塞性黄疸に対する内視鏡治療、抗がん剤治療、抗がん剤併用放射線治療を行っています。
古川正幸 医師 膵癌・胆管癌 日本膵臓学会特別会員、認定指導医、専門医として、世界中から投稿されてくる新しい論文査読などを行い、米国のがん診療ガイドラインに基づいた、胆膵がんの最新治療方法を提供します。同時にまた、がんの遺伝子パネル検査(個別医療、プレシジョンメディシン)についても情報提供しています。
消化管・
腫瘍内科
江﨑泰斗 臨床研究センター長 進行・再発胃癌、大腸癌、原発不明癌 腫瘍内科 臓器横断的診療体系を目指した診療科として固形癌(胃癌、大腸癌、原発不明)の抗がん剤治療を行っています。状態の良好な患者さんに積極的に外来通院治療を行っています。
薦田正人 医長 進行・再発胃癌、大腸癌、原発不明癌 腫瘍内科 臓器横断的診療体系を目指した診療科として固形癌(胃癌、大腸癌、原発不明)の抗がん剤治療を行っています。状態の良好な患者さんに積極的に外来通院治療を行っています。
放射線治療科 國武直信 医長 放射線治療 各種悪性腫瘍に対する放射線治療を行っています。

セカンドオピニオン施設一覧

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セカンドオピニオンを行っている施設(福岡県がん診療連携拠点病院)一覧です。

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