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小児・思春期腫瘍科

更新日:2024年2月1日

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診療方針

小児から思春期の血液腫瘍・固形腫瘍の診断と治療を行っています。開院以来「小児科」として、これまで約50年間、小児の白血病やがんの治療に取り組んできましたが、昨年2月より診療科名を「小児・思春期腫瘍科」と改名して、小児から思春期までの血液・固形腫瘍の診療に邁進することになりました。入院治療は5階西病棟(無菌病棟)を利用しています。当科は小児がん連携病院として、九州地区の小児がん拠点病院である九州大学病院と常に連携して診療を行っています。小児期から思春期にかけてのがんの発生数は、成人と比べて非常に少なく、希少がんも多いため、つねに全国の小児がんを専門に診療している施設と情報を共有する必要があり、最新の診断と治療を目指すため日本小児がん研究グループ(JCCG)に所属して、全国の施設と情報を共有して各種の臨床試験に参加しています。

また、小児がんの治療成績の向上により8割以上の患者さんが長期生存する時代となり、治療終了後の長期フォローアップと適切な成人医療への移行の重要性が高まっています。当科は開設以来治療終了後の長期フォローアップを行っており、さらに体制を充実させるよう取り組んでいます。治療中も治療終了後も、小児・思春期の患者さんとその家族の気持ちに応えるために、医師、看護師、薬剤師、理学療法士、心理士など多職種が協力して、入院・外来の療養生活をサポートしています。今後ともご理解、ご協力、ご指導のほどよろしくお願いします。

診療内容

対象疾患
小児~思春期の血液疾患と固形腫瘍です。化学療法を中心とした治療を行っています。

血液腫瘍疾患 急性リンパ性白血病(ALL)、急性骨髄性白血病(AML)、慢性骨髄性白血病(CML)、骨髄異形成症候群(MDS)、非ホジキンリンパ腫(NHL)、ランゲルハンス組織球症(LCH)など
固形腫瘍 骨肉腫(OS)、ユーイング肉腫(ESFT)、横紋筋肉腫(RMS)、神経芽細胞腫(NB)など
非腫瘍性血液疾患 再生不良性貧血(AA)、免疫性血小板減少症(ITP)、貧血の精査など

診療内容
週に4回の科内のカンファレンスなどで、チームとして診療内容を検討して方針を決定し、治療や処置も医師間で協力して行っています。専門性の高い移植医療、新規治療薬、外科的対応などについては、九州大学病院の小児科と連携して診療を行っています。

診療実績

新規患者数

  2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年
血液腫瘍 ALL 9 14 13 6 12 8
AML 0 0 2 3 0 1
CML 0 0 0 1 0 0
NHL 1 1 0 1 1 2
LCH 0 1 1 3 0 1
小計 10 16 16 14 13 12
固形肉腫 横紋筋肉腫 1 1 0 0 0 0
骨肉腫 1 0 0 0 0 1
ユーイング肉腫 0 0 0 0 0 2
神経芽腫 0 0 0 0 0 2
小計 2 1 0 0 0 5
非腫瘍性血液疾患 ITP 4 4 9 3 7 7
AA 0 0 1 0 0 1
その他 0 0 0 0 0 5
小計 4 4 10 3 7 13

 

2022年1月~12月長期フォローアップ外来受診数

  全体 20歳以上
総数 126 114
男性 57 50
女性 69 64
うち造血幹細胞移植後長期フォローアップ    
総数 46 34
男性 25 18
女性 21 16

治療成績

参考情報(当科が参加した小児白血病の臨床試験の結果)

1.小児急性リンパ性白血病(ALL)の治療成績(KYCCSG ALL-02, 2002〜2007年診断)

九州山口の1歳以上18歳以下の小児ALL156例のうち、標準リスク群(SR)は57名、高リスク群(HR)は99名でした。SRの7年無病生存率(EFS)と全生存率(OS)は、87.9%と94.7%、HRの7年EFSとOSは70.6%と86.5%でした。

Int J Hematol (2016)103: 202-209より

 

2.小児急性骨髄性白血病(AML)の治療成績(JPLSG AML-05, 2006〜2010年診断)

日本全国118施設の18未満の小児AML485例がAML-05臨床試験に登録・治療されて、登録時2歳以上の340例の3年EFSは55.2%、3年OSは74.7%でした。

Int J Hematol (2013)98: 578-588より

治療期間目安

疾患や治療法(プロトコール)によって入院期間が異なりますが、急性リンパ性白血病(ALL)では通常10〜12か月の入院治療が必要です。途中状態や事情によって一時退院を行います。

ALLでは入院治療の後に約2年間の通院での外来維持療法を行っています。入院期間などについては、その都度担当医が説明させていただきます。

実施中の治験・臨床試験

  • 分子標的薬を中心とした新規抗がん剤のほとんどは成人を対象としたものであり、小児がんにも効果が期待できても、適応承認が得られていない現状が続いています。
    当科では、2018年より「再発ALLに対するボルテゾミブ併用化学療法BZM-ALL-2」と「再発または難治性のCD22陽性小児ALL患者を対象としたイノツズマブ・オゾガマイシンの第I相試験」の二つの医師主導治験に参加しました。臨床試験推進室の強力なバックアップのもと、全国の小児がん専門医療施設と協力して、小児血液腫瘍に対する新規薬剤の適応拡大に努力しています。
  • 当科で実施中の臨床試験はこちらをご覧ください。

院内学級

小学校・なかよし学級(野多目小学校) ~ 5階西病棟
中学校(三宅中学校) ~ 4階

病院のこども憲章

こちらをご覧ください。

AYA世代がん患者さんへの支援

第三期がん対策基本計画にAYA世代のがんへの対応が盛り込まれ、ここ数年で全国的にAYA世代のがんへの注目が高まってきました。しかし、AYA世代には希少がんや難治性の疾患が多い上に、患者さんが抱える問題への対応はまだまだ不十分です。当院では、2018年度から「AYA世代のがん対策チーム」が発足し、小児科は積極的に参加して取り組んでいます。

地域の小児医療機関との連携

小児科開業医の先生方からのITP、貧血およびリンパ節腫大など血液疾患が疑われる小児患者のご紹介にも対応しています。小児がん拠点病院である九州大学病院や近隣の小児医療専門施設と連携して、転院や紹介を行って最善の医療を提供できるように努力しています。

小児血液・がん専門医の育成

30年以上前から、若い小児科医がレジデントとして採用されてきました。今後も小児血液・がんのエキスパートを目指す若い小児科医を受け入れていきます。

担当医表

受付時間 8時30分~11時
外来診察室 小児科(Aブロック)
初診(初めて)の方 代表番号 TEL 092-541-3231
再診(再来)の方 予約センター TEL 092-541-3262
※受診に関するお問い合わせについては上記にご連絡をお願いいたします。
※医師の学会出張や業務の都合による急な休診・代診が発生する場合がございます。
※初診時は絶食不要です。来院後は基本的に水分(水やお茶)のみ摂取可としていますが、食事をとりたい場合には必ずスタッフに確認をお願いいたします。

スタッフ紹介

小児・思春期腫瘍科 医長

中山 秀樹

Hideki Nakayama

小児・思春期腫瘍科

小児科、小児血液腫瘍学

小児・思春期腫瘍科 医師

野口 磨依子

Maiko Noguchi

小児・思春期腫瘍科

小児血液腫瘍、造血細胞移植

小児・思春期腫瘍科 医師

加藤 稚子

Wakako Kato

小児・思春期腫瘍科

小児血液腫瘍

小児・思春期腫瘍科 医師

東矢 俊一郎

Shunichiro Toya

小児・思春期腫瘍科

小児科

Hideki Nakayama

小児・思春期腫瘍科 医長

中山 秀樹

Hideki Nakayama

所属診療科
小児・思春期腫瘍科
出身大学
山口大学(昭和61年)
専門分野

小児科、小児血液腫瘍学

資格および活動

資格
日本小児科学会(専門医)
日本血液学会(専門医・指導医)
日本小児血液・がん学会(暫定指導医)


活動
日本小児血液・がん学会(評議員)
日本小児がん研究グループ監査委員

Maiko Noguchi

小児・思春期腫瘍科 医師

野口 磨依子

Maiko Noguchi

所属診療科
小児・思春期腫瘍科
出身大学
琉球大学(平成16年)
専門分野

小児血液腫瘍、造血細胞移植

資格および活動

資格
日本小児科学会(専門医)
日本血液学会(専門医)
日本小児血液・がん学会(専門医)

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小児・思春期腫瘍科 医師

加藤 稚子

Wakako Kato

所属診療科
小児・思春期腫瘍科
出身大学
九州大学(平成21年)
専門分野

小児血液腫瘍

資格および活動

資格
日本小児科学会(専門医・指導医)
がん治療認定医

 

活動
日本小児がん研究グループ企画広報委員
日本小児がん研究グループ血液腫瘍分科会(ALL委員・TAM委員)

Shunichiro Toya

小児・思春期腫瘍科 医師

東矢 俊一郎

Shunichiro Toya

所属診療科
小児・思春期腫瘍科
出身大学
九州大学(平成27年)
専門分野

小児科

資格および活動

資格
日本小児科学会(専門医)