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放射線治療科

更新日:2024年4月1日

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診療方針

すべての悪性疾患が放射線治療の対象になりえます。放射線治療科では各々の患者さんについて十分に検討し、治癒を目指す根治照射、がんによる症状の軽減を目指す緩和照射、手術の補助となる術前または術後照射など、目的を明確にして治療を行っています。診療は國武直信、中島孝彰、吉満凜吾、阿部円香の常勤医3名、非常勤医1名を中心に、治療専任の診療放射線技師、看護師等を加えてチーム医療を行っています。

当科では高精度放射線治療として、2008年には定位照射(いわゆるピンポイント照射)、2010年には強度変調放射線治療(IMRT)をそれぞれ開始しました。定位照射は原発性及び転移性の、脳・肺・肝・骨腫瘍に対して行っています。強度変調放射線治療は前立腺、婦人科領域、頭頸部領域を中心に、種々の疾患に対して治療を行っています。これらの治療法で、病変にはより高線量を投与しつつ、周囲の正常組織の無駄な被ばくを減らして治療することが可能となりました。

2014年3月からは最新鋭の高精度放射線治療装置"TrueBeam STx"が稼働し、新たに脳定位照射を開始しました。さらに、従来は固定多門照射法で行っていた強度変調放射線治療を改良し、回転しながら照射する強度変調回転放射線治療(VMAT)が可能となりました。これにより治療時間の大幅な短縮が可能となり、患者さんの負担が軽減されるとともに長時間固定中の体動による照射ターゲットの"ずれ"も最小限にすることが可能となっています。

上にお示ししました外部照射(体外から放射線を照射する方法)に加えて、高いエネルギーの放射線がでるチップのついたワイヤーを病変部に直接挿入・刺入して治療を行う方法があります。この治療法は小線源治療といい、病変により多くの線量をあてて、正常組織への無駄な放射線照射を減らすことに役立っています。小線源治療は婦人科領域を中心として年間30-50例程度を行っています。

私たちはこれらの治療装置・治療法を駆使し、すべてのがん患者さんにそれぞれの病態に合わせた治療方法を検討し、最善の治療法をとれるよう努力しています。

診療実績

  2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年
新規治療開始患者数 650 623 671 686 660 688 681 729 723 706
IMRT
(強度変調放射線治療)
63 78 89 134 147 162 168 204 231 318
定位放射線治療 31 40 58 67 59 60 74 85 94 108
小線源治療 33 36 35 43 30 42 39 50 40 29

原発部位別症例数

  2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年
頭頸部 102 87 100 93 108 86 98 103 88 88
乳腺 167 162 162 168 162 199 181 188 207 155
胸部 126 132 149 138 118 104 131 141 142 136
うち肺 121 125 142 135 113 104 127 138 135 131
消化器 96 90 100 107 107 104 113 113 112 139
うち食道 43 44 49 42 42 41 34 36 46 47
婦人科 59 56 57 67 65 77 55 75 56 55
泌尿器 51 49 52 53 14 64 55 66 75 79
うち前立腺 37 35 40 39 58 56 43 57 57 56
血液疾患 29 29 26 30 23 24 17 17 18 21
骨軟部 12 6 11 4 3 5 9 22 18 23
脳・脊髄 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
原発不明 8 12 14 22 16 25 22 4 7 10
総数 650 623 671 682 616 688 681 729 723 706

治療法について

治療法について クリティカルパス

他院よりの紹介で、外来での治療を希望される場合

紹介医の先生より放射線治療科にご連絡をいただき、患者さんの受診日を予約していただきます。受診の際には紹介状及び必要な情報(フィルム等)を御持参下さい。放射線治療の適応がある場合には、当日もしくは後日治療の計画を行い、その数日後より治療を開始致します。

他院よりの紹介で、入院での治療を希望される場合

紹介状及び必要な情報(フィルム等)をご持参の上、当該科(たとえば肺癌であれば呼吸器科)の外来を受診して下さい。適応があれば当該科に入院して頂き、検査・治療が開始されます。

実施中の治験・臨床試験

  • 当科で実施中の臨床研究はこちらをご覧ください。

担当医表

*診療科責任者
   
午前 初診 中島 孝彰 阿部 円香 國武 直信* 吉満 凜吾 交代制
(緊急のみ)
再診 國武 直信* 中島 孝彰 吉満 凜吾 阿部 円香 交代制
午後 再診 國武 直信* 中島 孝彰 吉満 凜吾 阿部 円香 交代制
受付時間 8時30分~11時
外来診察室 放射線治療科(Eブロック)
初診(初めて)の方 放射線治療医(代表番号) TEL 092-541-3231
がん相談支援センター(地域連携室) FAX 092-541-3390
再診(再来)の方 放射線治療医(代表番号) TEL 092-541-3231
※放射線治療は事前にかかりつけ医にご相談の上、かかりつけ医からのご連絡でご予約頂けます。
※再診受診(再来)の際は、上記にお電話で診療予約をして頂いた上でご来院お願い申し上げます。
また、再診受診(再来)に関するお問い合わせについても上記にご連絡をお願いいたします。
※医師の学会出張や業務の都合による急な休診・代診が発生する場合がございます。
※初診時は絶食不要です。来院後は基本的に水分(水やお茶)のみ摂取可としていますが、食事をとりたい場合には必ずスタッフに確認をお願いいたします。

スタッフ紹介

放射線治療科 医長

國武 直信

Naonobu Kunitake

放射線治療科

放射線治療

放射線治療科 医師

中島 孝彰

Takaaki Nakashima

放射線治療科

放射線治療

放射線治療科 医師

吉満 凜吾 

Ringo Yoshimitsu

放射線治療科

放射線治療

放射線治療科 医師

阿部 円香

Madoka Abe

放射線治療科

放射線治療

放射線治療科 医師

上原 隆治

Ryuji Uehara

放射線治療科

放射線治療

Naonobu Kunitake

放射線治療科 医長

國武 直信

Naonobu Kunitake

所属診療科
放射線治療科
出身大学
大分医科大学(平成元年)
専門分野

放射線治療

資格および活動

資格
日本医学放射線学会(放射線治療専門医)

Takaaki Nakashima

放射線治療科 医師

中島 孝彰

Takaaki Nakashima

所属診療科
放射線治療科
出身大学
富山大学(平成22年)
専門分野

放射線治療

資格および活動

資格

日本医学放射線学会(放射線治療専門医)
日本内科学会(内科認定医)

Ringo Yoshimitsu

放射線治療科 医師

吉満 凜吾 

Ringo Yoshimitsu

所属診療科
放射線治療科
出身大学
九州大学(平成28年)
専門分野

放射線治療

資格および活動

資格

放射線専門医

Madoka Abe

放射線治療科 医師

阿部 円香

Madoka Abe

所属診療科
放射線治療科
出身大学
熊本大学(平成10年)
専門分野

放射線治療

資格および活動

資格
日本医学放射線学会(放射線治療専門医)
日本がん治療認定医機構(がん治療認定医)
日本乳がん検診精度管理中央機構(検診マンモグラフィ読影医師)

Ryuji Uehara

放射線治療科 医師

上原 隆治

Ryuji Uehara

所属診療科
放射線治療科
出身大学
九州大学(平成23年)
専門分野

放射線治療

資格および活動

資格

日本医学放射線学会(放射線治療専門医)