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縦隔腫瘍
- 縦隔とは、心臓や大血管・気管・食道など重要な臓器が存在する体の中心部分をさします。縦隔腫瘍とは、縦隔にできる腫瘍の総称です。
- 縦隔腫瘍にはさまざまな種類の腫瘍が存在し、良性腫瘍から悪性腫瘍まで含まれます。また、縦隔腫瘍はある程度の大きさなるまでは無症状のことが多く、健康診断などで偶然発見されることが多い腫瘍です。
- 治療法は腫瘍の広がりの程度や腫瘍の種類により選択されます。腫瘍が切除可能であれば第一に手術を検討します。また、腫瘍が切除不能な状態であれば、抗がん剤治療や放射線治療が選択されます。その際に使用する抗がん剤の種類は腫瘍により異なります。
- 縦隔腫瘍は肺がんと比べると稀な疾患ではありますが、私たちの施設では手術を始め、治験治療も含めて様々な治療に取り組んでいます。
