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子宮体がん

更新日:2021年6月4日

子宮体がんの情報

子宮体癌は子宮体部(子宮の奥の方)の内側を覆う粘膜(子宮内膜)にできる癌です。子宮内膜癌とも言います。癌は主に子宮体部の筋肉の層(筋層)に入り込んだり、卵巣や子宮周辺の血管に沿って存在するリンパ管・リンパ節を通って広がります。この他に子宮体部の筋肉や支持組織から発生する悪性腫瘍に子宮肉腫があり、これらを含めて子宮体がんと呼んでいます。

治療について

手術療法:子宮体がんの治療の原則は手術です。子宮と両側卵巣、卵管、リンパ節を摘出するのが基本の術式です。従来は開腹手術により全ての手術が行われていましたが、近年では早期の子宮体癌に対しては腹腔鏡手術が行われ、より低侵襲の手術を行うことが試みられています。また、全ての方にリンパ節郭清が必要かどうかは十分に分かっておらず、我々は手術中の摘出子宮の癌の肉眼所見や術中迅速病理診断により、リンパ節の全郭清が必要でない場合には、郭清を省略するか縮小したリンパ節生検に止めて、術後のリンパ浮腫を減らす努力も行っています。最終的に摘出したものはすべて病理検査(顕微鏡で調べる検査)を行い、癌のひろがりを調べます。その結果、癌がまだ残っている場合や見えるものが残ってなくても再発の可能性が高い場合には、追加治療として、放射線療法や抗癌剤治療を行います。

手術の合併症や後遺症は子宮頚がんの手術と同様ですが、広汎子宮全摘出術に比し、その程度や頻度は少ないです。

診療実績

治療症例数の推移

進行期/年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年
I 35 36 39 29 43 43 33 54 42 48
II 0 4 2 4 5 1 4 0 5 4
III 7 5 5 8 7 4 8 6 11 5
IV 3 6 4 2 8 7 4 7 7 10
45 51 50 43 63 55 49 67 65 67

悪性腫瘍及び合併症の手術の推移

2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年
子宮悪性腫瘍手術 48 49 50 49 52 44 37 46 44 43
腹腔鏡下手術 2016- - - - 1 6 9 12 18 16 17

治療成績

紹介時から治療までの期間

治療・検査内容 初診~入院までの期間:通常 担当診療科
手術 2~3週間 婦人科