研修新着情報
看護師特定行為研修 第2報(2023.4.7掲載)
第一期修了生が誕生しました
昨年6月1日に開講した当院の特定行為研修は、全ての講義履修と臨地実習を終え、3月15日に修了式を迎えることができました。修了式では藤院長より、「医師のタスクシェアというだけでなく、看護師自身のスキルアップ、そして結果として患者さんへ提供する医療の質が向上するということを目的として日々の看護にあたってほしい」との激励の言葉が贈られました。
研修では多くの医師が研修生の指導に関わりましたが、その指導には医師の思考過程とともに、看護師としてどのようにアセスメントをしてほしいかという視点も含まれていました。この研修において医師と看護師がお互いの考えをじっくり聴くことで、今後よりいっそうお互いを理解し、それぞれの強みを活かして「病む人の気持ち」に応えていくことができるようになると思います。
安全に特定行為を実施するために、修了生はさらに臨床トレーニング期間を経てから「特定看護師」として独り立ちします。研修を受けたことで看護師としてできることは増えましたが、それに驕ることなく、何が一番患者さんのためになるのかということを考えながら、チーム医療のキーパーソンとして活躍してくれることを期待しています。
看護師特定行為研修 第1報(2022.6.7掲載)
2022年度開講式を開催しました
2022年6月1日に看護師特定行為研修の開講式を行ないました。当院が指定研修機関となって初めての研修であり、今年度は3名が第一期生として研修に臨みます。
開講式では、研修責任者の森田副院長より、「質の高い医療を提供するためには、IT化や医療へのAI導入が進んでも最終的には人が考え判断することが重要であり、研修生には特定行為を行なう上での判断が正しくできるよう、その根拠を研修で学び今後の実践に活かしてほしい」とのお言葉をいただきました。
これから10か月間、病院職員の皆様、臨地実習では患者さんご家族の皆様のご理解ご協力をいただきながら、医療の質の向上を目指し研修を実施していきたいと考えております。今後ともよろしくお願い申し上げます。