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患者・家族支援センター
患者・家族支援センター
我が国では、「がん」にかかる人は、男女ともに年々増加し続け、罹患者数は100万人を突破し、日本人の二人に一人が、生涯で何らかのがんにかかる時代となりました。医療の進歩により、罹患後の5年生存率も年々上昇し、平均余命も確実に伸びています。しかし、たとえ医学が進歩し、寿命が延びても、がんと告知を受けた患者さんとご家族には、他人には言えない様々な不安が去来する事実は、未だに変わっていないように思います。患者さんは、個々それぞれ、個別のがんと向き合い、治療だけでなく、就労や生活、社会との関わりなどについて、自分自身で意思決定を行っていかねばなりません。
患者・家族支援センターは、個々の患者さんのニーズに対応すべく、医師、看護師、臨床心理士、ソーシャルワーカーなど多職種によって構成され、がん患者さんとご家族の生活を支えるための部門が連携して、「がんになっても安心して暮らせるまちづくり」を目指した活動を行っています。