わが国では、科学研究のための予算が諸外国に比して低い水準にとどまっていることは度々指摘されているところです。現在、厚生労働省、文部科学省等による科学研究費補助金など、国から助成される研究資金についても、近年の研究人口の増加、研究フィールドの拡大に伴い、研究者はその獲得により厳しい競争を強いられているのが現状です。一方、個人、団体による寄附は、諸外国では一般的でありながら、わが国ではなかなか定着しない研究資金源といえます。
　国立病院機構の各施設では、個人、団体（営利企業）を問わず、その使途を臨床研究に限定して（使途特定寄附）、院内の研究者に対する金銭による寄附をひろく受け付けています注)。みなさまのがん臨床研究に対する熱い期待を、当センターへの研究資金の支援というかたちで具体的化してみてはいかがでしょうか。
　詳しくは、下記の担当者までご連絡ください。

注) ただし、製薬企業等、当院診療スタッフと利害関係にある団体の場合は、直接診療スタッフに寄附をおこなうことはできません。この場合は、臨床研究センターのスタッフが寄附先研究者となって、院内の診療スタッフと連携研究をおこなうことになっております。詳しくは、下記までお問い合わせください。

〒811-1395福岡市南区野多目3丁目1番1号
国立病院機構九州がんセンター臨床研究センター
電話：092-541-3231 / ファックス：092-542-8534
担当：織田（メールアドレス:）