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トピックス

更新日:2024年4月17日

 

1)飲み薬の確認について(継続して飲んでいる薬の確認)

患者さんの薬と手術や検査などに関わる安全性のさらなる向上を目的に、外来で入院予定日が決まった日または入院当日に薬剤師が服用中のお薬について確認をさせていただきます。確認内容は、持参したお薬の内容や市販薬、健康食品の服用状況などです。受診する場合や入院する際には、現在飲んでいるお薬、お薬手帳、薬の説明書をご持参ください。入院中にお薬が安全かつ有効に使用されるための確認ですので、ご理解とご協力をお願いいたします。

 

2)院外処方箋の発行について

当院では原則として、全ての患者さんに院外処方箋を発行しています。院外のかかりつけの保険薬局でお薬をもらっていただくと、複数の医療機関や複数の診療科によるお薬の重複、飲み合わせや副作用のチェック等が受けられます。場合によっては、患者さんに合ったお薬への変更等について医師に問い合わせをすることもあります。どちらの保険薬局へ行けばよいか1F医事課「支払」横の「院外処方」コーナーでご案内いたします。
また、院外処方箋とあわせて保険薬局へ提出用の検査結果をお渡ししています。保険薬局においても検査値を確認することで、薬の適切な投与量の確認や副作用の早期発見がしやすくなります。確認をご希望の患者さんは処方箋と一緒に検査結果も保険薬局へご提出ください。(検査値の提供を望まれない場合は提出する必要はありません)

 

3)後発医薬品の使用推進について

厚生労働省の施策にしたがって(後発医薬品の使用推進)、患者さんの薬剤費負担を少しでも軽減する目的で後発医薬品の使用を促進しています。当院の後発医薬品の採用基準は、先発医薬品が認められている効能・効果が同等で、後発品メーカーからの医薬品情報提供や、品質、供給体制、経済性等を総合判断して取り決めています。

 

4)学生実習について

当院では、年間を通して薬学部実習生を積極的に受け入れています。調剤、医薬品の管理・供給・保存、医薬品情報、院内製剤、抗がん剤調製、治験管理業務など様々な実習を約11週間かけて行います。この他にも、チーム医療を学ぶためにチームラウンドへの同行や診療科のカンファレンスへ参加し、臨床現場で患者・医療者から必要とされる臨床力ある薬剤師の育成に貢献いたします。実習最終日には症例報告会を開催し、実習中に担当した症例の中から1例について自身の臨床的成果や反省を発表して先輩薬剤師とともにディスカッションを行います。

 

5)薬剤部見学会・インターンシップについて

薬学部生等の薬剤部見学会・インターンシップなども受付けています。「がん専門病院における薬剤師の仕事」をテーマにオリエンテーション、がん専門薬剤師・若手薬剤師などとの交流を行います。更にインターンシップでは実際の薬剤部業務の見学・体験、チーム医療への参加体験なども行います。

詳しくは「見学会・インターンシップ」をご覧ください。

 

6)薬薬連携について

当院の院外処方箋発行率は90%を超えており、当院薬剤部(薬)と保険薬局(薬)との連携“薬薬連携”(やくやくれんけい)を行っています。薬薬連携の強化に向け、退院時服薬指導と「お薬手帳」を利用した情報共有を行い、がん化学療法における退院後の安全管理の充実を担っています。外来通院時も、必要に応じてトレーシングレポートで情報共有を行い、地域全体での患者さんの状態に応じた質の高い薬物療法を目指しています。また、病院と保険薬局の円滑な連携や情報共有のため、定期的に研修会を行っています。
2023年度研修会
2022年度研修会
2021年度研修会

 

7)ベンゾジアゼピン受容体作動薬(BzRA)漸減プログラムについて

BzRAは、転倒・骨折・認知機能低下などの危険性があるため、国内外のガイドライン、厚生労働省の「高齢者の医薬品適正使用の指針」で高齢者には極力使用を控えるよう推奨されています。当院では老年腫瘍科と協力し、患者さんご本人、ご家族に BzRA の漸減中止について説明し、同意を得て薬剤の漸減を行っております。本プログラムでは、入院中に漸減を開始しますが、患者さんの多くは退院後も漸減を継続する必要があります。保険薬局の先生方におかれましても本プログラムへのご理解、ご協力をお願いいたします。
詳細については下記リンクからご参照下さい。
ベンゾジアゼピン受容体作動薬の減量・中止について