化学療法センターのオリエンテーション
初めて外来で治療を受ける患者さんに、安心して外来治療を受けていただけるよう、化学療法センターの見学を行っています。
治療当日の受付から治療までの流れや、化学療法センターでの過ごし方、緊急時の連絡方法について説明しています。また、入院治療中の副作用、外来治療に移行することによる気がかりについてお伺いし、対処方法などお話ししています。
九州がんセンターは、福岡県がん診療連携拠点病院、医療機能評価認定病院です。 〒811-1395 福岡県福岡市南区野多目3丁目1番1号
化学療法センターでは安全な治療を安楽な環境で提供するためにチームで医療に取り組んでいます。
初めて外来で治療を受ける患者さんに、安心して外来治療を受けていただけるよう、化学療法センターの見学を行っています。
治療当日の受付から治療までの流れや、化学療法センターでの過ごし方、緊急時の連絡方法について説明しています。また、入院治療中の副作用、外来治療に移行することによる気がかりについてお伺いし、対処方法などお話ししています。
本院では治療を安全に実施するためにレジメン(治療投与計画)オーダーシステムを導入し、すべての治療を薬剤師が監査し調合しています。
化学療法センターでは、がん化学療法看護認定看護師より教育を受けた看護師が、薬剤による血管の負担を考慮し穿刺を行っています。また、アレルギーを起こしやすい、血管痛があるなど薬剤の特徴を理解した上で、リスクを考え投与管理を行っています。
外来で治療を受けることは、慣れ親しんだ家で生活をすることができ、仕事や家庭での役割を継続できるなど利点がある一方で、常に医療者が近くにいる環境ではないため患者さんご自身に副作用の自己管理をしていただく必要があります。
化学療法センターでは、前回治療からの状況を伺い、副作用に対してご自身で対処できることや日常生活の注意点を提案し、症状をコントロールしながら治療を継続できるようにお手伝いいたします。
外来で治療を継続していると、副作用がきついが治療を続けていけるだろうか、経済的に不安だなどのご心配が出てくることもあるかと思います。本院では相談窓口を設置しており、相談内容により専門の看護師やソーシャルワーカーが対応しています。化学療法センターからも、このような窓口に繋げることができます。
外来治療中に困ったことや気になることがございましたら、気軽にお話しください。話すだけで気分が晴れるかもしれません。