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トピックス

更新日:2022年3月31日

AYA week 2022に参加して

AYA世代・妊孕性温存対策チーム 横山 信彦

 

 AYAとはAdolescent and Young Adult の略で、AYA世代とは15歳~39歳の世代を指します。高校生・大学生・社会人や独身・既婚、子供の有無など生活環境の個人差が大きく、また大きなライフイベントが多く存在する時期ですので、この時期にがんと診断されると心身に様々な影響を受け、強い不安を抱くことも少なくありません。これまでAYA世代がん患者さんの抱える若年者特有の様々な問題に対して細やかな支援が届いていない現状がありました。これに対して当院では2018年から多職種(医師・看護師・薬剤師・心理士・ソーシャルワーカーなど)によるAYA世代がん対策チームを結成し、患者さんの病状および生活環境に合わせた支援に努めています。

 全国的な取り組みとして、2022年3月5日(土)~13日(日)まで開催された「AYA week 2022」に参加いたしました。この取り組みは、一般社団法人AYAがんの医療と支援のあり方研究会(AYA研)主催のもと、一般の方にAYAという言葉を周知し支援の輪を拡大することを目的に2021年3月に初めて開催された企画で、当院も「AYA week 2021」から参加しております。

 全国で行われた様々な企画に加え、当院では3つの企画を立案・実行いたしました。

 一つ目はAYA世代がん患者さんへの「応援フラッグ」作成です。昨年当院が主体となって九州全域で行った企画で、今年は全国に規模を拡大して行われました。当院内の有志でフラッグを作成、今年は2枚の力作が完成しました。また、ソフトバンクホークスから今宮選手・甲斐選手・栗原選手・石川選手のメッセージ入りフラッグ、アビスパ福岡からは25名もの選手のメッセージ入りフラッグを頂きました。これらのフラッグは1階廊下に掲示しており、多くの方が足を止めて見入っておられます。先日、当院で治療していたAYA世代患者さんと思われるTwitterに「半年間の入院中毎日目にしたフラッグです。スタッフの皆さんの思いが詰まっていて何度も頑張る力をくれました」という発信もありました。

 二つ目は3月11日(金)にWeb開催いたしました「生殖機能温存」の講演会です。男性分野に関して「福岡泌尿器・リプロクリニック」岩井秀憲先生、女性分野に関して「アイブイエフ詠田クリニック」詠田由美先生より講演を賜り、九州各地区から約100名の御視聴を頂きました。生殖機能温存の基本的知識から、現状の問題点、受診の際に説明しておくべきポイントなど、非常に実践的な内容でした。また、福岡県保健医療介護部がん感染症疾病対策課の宗様から福岡県の妊孕性温存治療費助成に関して簡潔に御説明頂きました。いずれも多くの方にとって有益な講演・情報になったことと思います。御協力頂きました皆様にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。

 三つ目はマスメディアを介した広報です。一般の方にAYAという言葉を周知し関心を持って頂くことが支援の一歩となると考え、福岡の各テレビ局や新聞社の協力のもとで番組のコーナーや新聞記事としてAYA世代のがんについて取り上げて頂きました。また、ソフトバンクホークスからは3月5日・6日・9日のホーム戦でオーロラビジョンを用いてAYA weekに関する宣伝画像を流していただきました。

 「AYA week 2022」を通じて多くの方にAYA世代がんについて知って頂けたことと思いますが、解決しなければならない課題は山積しており、今後も活動の「継続」が必要です。AYA世代がん患者さんへの円滑な治療に帰結する様に今後も様々な活動に取り組んでいきますので、今後ともAYA世代がん診療への御支援を賜ります様、よろしくお願いいたします。

 

<AYA応援フラッグ>
九州がんセンター:

 

 

           福岡ソフトバンクホークス:            アビスパ福岡:

     

 

<生殖機能温存講演会の様子>

AYA week 2021に参加して

AYA世代・妊孕性温存対策チーム 園田 顕三

 

 当院「AYA世代のがん対策チーム」ホームページを閲覧頂き、有難うございます。
 AYAとは、Adolescent and Young Adult の略でAYA(あや)と読みます。15歳~39歳の世代で、親から自立したり、生活の中心が家庭・学校から社会での活動に移行する時期ですので、この時期にがんと診断されると、心身に様々な影響を受け強い不安を抱くことも少なくありません。本邦でのAYA世代がん患者数は、全がん患者数の約4%(約4万人)と報告されていますが、数が少ない希少がんを患う方もおられます。これまで、AYA世代がん患者さんの抱える様々な問題に細やかな支援が届いていない現状がありました。この状況を鑑み、当院では2018年から多職種(計24名)によるAYA世代がん対策チームを結成し、個々の患者さんの病状に合わせた診療と支援に努めています。
 AYA世代医療を取巻く現状の下で、本年3月14日(日)~21日(日)に「AYA week 2021」が開催されました。この活動は医療者のみならず一般の方にAYAという言葉を知ってもらい、AYA世代がん患者さんへの支援の輪を拡大することを目的として、一般社団法人・AYAがんの医療と支援のあり方研究会(AYA研)が主催したものです。今回が初めての開催でしたが、当院も「AYA week 2021」に参加し、九州の多くの病院と連携して活動を行いました。一つは、AYA世代がん患者さんへの“応援フラッグ”の作製です。賛同頂いた病院(計19施設)に加えて、鹿児島県がん・生殖ネットワーク、長崎県の有志、福岡県保健医療介護部にもご協力頂きました。さらに、福岡ソフトバンクホークスから今宮健太選手の応援フラッグが届き、アビスパ福岡からは山ノ井拓己選手・杉山力裕選手・北島祐二選手のメッセージも頂きました!皆様に作製頂いた応援フラッグ・写真・メッセージは動画に収め、当院ホームページでも公開したところです。ALL九州がんセンターとして作製した当院の応援フラッグは、福岡ソフトバンクホークス・アビスパ福岡の応援フラッグと一緒に病院1階に掲示しましたが、毎日多くの方に見て頂き、「心強く感じました」・「嬉しかったです」等のコメントも拝受いたしました。また、3月19日(金)には当院と他施設(及川病院、長崎大学病院、北九州市立医療センターおよび福岡県庁)をつないでWeb座談会を開催しました。AYA世代がん患者さんの抱える多彩な問題に対して細やかなサポートが可能となる様に、医療者が交流する場を設けることが目的です。座談会には行政にもご参加頂き、当に多職種の会となり、AYA世代のがん診療について、様々な視点から議論が行われました。また、座談会にはAYA世代がん患者さんからのメッセージも届き、福岡県内から14施設・他県から5施設(のべ数)の視聴も受け、多くの皆様に関心を持って頂きました。本活動は複数のマスメディアにも取り上げて頂きましたが、一般の方にAYAという言葉を知って頂き、AYA世代がんに対する取り組みについて情報を発信し、関心を持って頂くことが、支援の一歩となると考えています。AYA世代のがん診療には解決しなければならない課題も多くありますが、円滑な治療に帰結する様に今後とも取り組んでいく所存です。皆様におかれましては、今後ともAYA世代のがん診療へのご支援を賜ります様、よろしくお願いいたします。

 

<AYA応援フラッグ>

<座談会 IN 九州の様子>


AYA week 2021に参加しました!

 

また、当チームの活動が各新聞で掲載されています。
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