医師事務作業補助者このページを印刷する - 医師事務作業補助者

医師事務作業補助者とは

医師事務作業補助者という業種をご存じですか?

医師の事務作業に限って補助業務を行う事務職員で、当院ではDA(ドクターアシスタント:ディーエー)と呼ばれています。
2024年度より医師の働き方改革の新制度が施行されました。医師の健全な働き方を確保することが、医療の質・安全の向上、そして安定した医療提供体制の維持へとつながるという考え方は、今は広く知られています。私たちDAは、これまで医師が抱えていた膨大な事務作業の一端を担うことで医師の働き方を助け、患者さんへのよりよい医療につなげることを目標に、医師事務作業の補助を行っています。

活動内容

医師事務作業補助者写真

「医師が毎日どれくらいの事務作業に追われているのか?」

このことをお話しせずして私たちの仕事を語ることはできません。
医師は、患者さんの診察や治療、処置、検査、手術などの医療行為のほかに、検査や受診日の予約、診断書や紹介状などの文書の作成、患者さんにお渡しする検査結果や説明書などの準備、診療の記録、各部署との連絡調整、ほかにも病状について検討するカンファレンスの準備など、考えられないほど膨大な事務作業を抱えています。ひとことで医療文書といっても種類は40を超え、作成先や用途によってはさらに細分化し、毎年新たな書類も増えていっています。
このような大量の事務作業が一因となり医師の心理的・身体的安全性が保たれなくなるとともに、医療の質の低下を招いていることが社会的な問題になっていることは、皆さんもご存じのことと思います。
その膨大な事務負担を少しでも軽減しようと設置されたのがDAです。私たちが事務作業の一端を担うことで医師が患者さんおひとりおひとりに充てる時間や、自身の体調管理のための時間を確保し、病院の雰囲気づくりや患者さんへのよりよい医療の提供につなげていくことを目指しています。

当院のDAは約40名で、30代から60代まで様々な年代が勤務しており、診療補助を行う外来業務と医療文書を作成する病棟業務に分かれています。医師の隣で黙々とパソコンを打ちこみ、色々な書類を扱う私たちのことを「何者?」と思われている方も多いかもしれません。名札に「診療秘書」と明示されておりますのでお知り置きいただければと思います。
医師業務補助を行うにあたっては通常の事務とは違い、厳しいきまりがあります。専門の研修を受けるだけではなく、厚生省の取り決めを順守することが定められており、責任が重い業種でもあります。その専門性を保つために、当院では月に一度全員参加のミーティングを行い、情報共有や運用理解に努めています。
表に出ない裏方に徹した業務ではありますが、医師の事務負担軽減に努めることが患者さんの利益につながると考え、日々アシスタント業務を行っています。この機会に親しみを持って接していただければ幸いです。