口腔がん(口の中)
口腔がんの情報
口腔がんは舌や歯茎などにできるがんです。白板症と言われる白っぽい病変からがんへと進行する場合が多いと言われています。潰瘍を形成するタイプでは早期から痛みが伴いますが、膨隆して来るタイプのがんでは大きくなるまであまり症状が出ないこともあります。
治療について
早期のがんであれば手術切除のみで良好な治療成績が得られます。切除部分は縫合や、人工の吸収性組織補強材と生体のりで被覆する方法を行っています。治療後2年間は、頸部リンパ節転移が出現してくる頻度が20~30%程度認められるので慎重な観察が必要です。
進行がんに関しては広範囲の舌口腔切除と頸部のリンパ組織をひとかたまりにして摘出するpull-through手術を行います。切除部位は皮弁で再建しますが当科では原則太ももの筋肉と皮膚を移植する方法を行っています。下図に舌右半切症例を提示していますが良好な形態と機能が回復できます。さらに進行して下顎骨に浸潤した場合には下顎骨の合併切除が必要となります。切除した下顎骨の形態機を回復することは頭頸部がん再建術の中でも最も難易度が高い再建とされてきました。
下図に当科で行っている腓骨(すねの骨)皮弁を利用した再建術の方法を示しています。術前に患者CTから下顎骨の3Dモデルを作成します。採取した腓骨を元の下顎骨の形態にあわせて加工し再建を行います。術後の患者写真のように良好な形態機能がえられます。進行がんは原則手術後に化学放射線治療を行います。
進行がんに関しては広範囲の舌口腔切除と頸部のリンパ組織をひとかたまりにして摘出するpull-through手術を行います。切除部位は皮弁で再建しますが当科では原則太ももの筋肉と皮膚を移植する方法を行っています。下図に舌右半切症例を提示していますが良好な形態と機能が回復できます。さらに進行して下顎骨に浸潤した場合には下顎骨の合併切除が必要となります。切除した下顎骨の形態機を回復することは頭頸部がん再建術の中でも最も難易度が高い再建とされてきました。
下図に当科で行っている腓骨(すねの骨)皮弁を利用した再建術の方法を示しています。術前に患者CTから下顎骨の3Dモデルを作成します。採取した腓骨を元の下顎骨の形態にあわせて加工し再建を行います。術後の患者写真のように良好な形態機能がえられます。進行がんは原則手術後に化学放射線治療を行います。
舌半切再建
下顎骨切除再建
下顎3Dモデル
腓骨皮弁
術後