中咽頭がん(のどの中部)このページを印刷する - 中咽頭がん(のどの中部)

中咽頭がんの情報

中咽頭は、口蓋扁桃(扁桃腺)、舌根(舌の付け根)、軟口蓋(口蓋垂周囲)の部位を指します。空気の入り口であり、飲み込みや、構音に重要な役割を果たしています。このため中咽頭がんになると、(1)飲みこみづらい・飲みこむと痛い、(2)息がしにくい、(3)しゃべりにくい、という症状がおこります。中咽頭がんはリンパ節に転移しやすい性質を有するため(4)頸部リンパ節腫脹もおこします。
従来頭頸部がんは喫煙者・大酒家・比較的高齢の男性の病気とされていましたが、近年、子宮頸がんと同様にパビローマ(乳頭腫)ウィルス(HPV)感染が原因で中咽頭がん(p16陽性)を発症する患者さんが増えています。

治療について

中咽頭がんの治療はchemoradioselection戦略での治療を行っています。
p16陽性中咽頭がんはp16陰性の中咽頭がんに比較して、放射線・抗がん剤治療の感受性が高く、予後も良好であることがわかっています。頭頸科では中咽頭がんの患者さんに対しては原則全例でがん組織中のパビローマウィルスのDNA検査を行い、治療方針を立てる際の参考にしています。

当院で担当している診療科