基底細胞がんこのページを印刷する - 基底細胞がん

疾患名

基底細胞がん

疾患の説明


(図5)基底細胞がん
最も頻度が高い皮膚がんで、まぶたや鼻、口の周りなど顔の中心に好発します。顔に多いことや白人に多いことから、紫外線が発症に関与していると考えられています。毛の一部(毛芽)に近い細胞のがん化という説がありますが、基底細胞がんの由来はまだはっきりしていません。蠟様と表現される、透明感・光沢のある黒色の結節を呈することが多く(図5)、ゆっくりと増大し中心が潰瘍化します。また生まれつきの頭部の脱毛斑(脂腺母斑)から、中年以降に基底細胞がんが発生することがあります。

検査

ダーモスコープによる検査で、特有の色素病変の分布、特徴的な血管像を透見することで診断します。皮膚生検では表皮基底細胞に類似する腫瘍細胞が、柵状と呼ばれる配列を取りながら増殖する所見が特徴的です。原発巣の浸潤が強い場合はエコーやMRIによる評価を行うことがあります。
転移することは極めてまれなため、CTやPET-CTなどの画像検査はルーチンでは行いません。

治療

手術が第一選択です。手術ができない場合は放射線療法や免疫チェックポイント阻害薬による治療を行うことがあります。

当院で担当している診療科

ガイドラインの紹介