子宮体がん
疾患名
子宮体がん
疾患の説明
子宮は女性の骨盤にある臓器で、子宮の下部にある「子宮頸部」と上部にある「子宮体部」に分けられます。
子宮体がんは子宮体部の内側を覆う粘膜(子宮内膜)にできるがんで、子宮内膜がんとも言われ、近年増加傾向にあります。
子宮体がんの病期(ステージ)の分類ですが、がんが子宮体部にとどまる場合がI期、がんが子宮体部から子宮頸部に広がる場合がII期、がんが子宮外の小骨盤内に広がる場合や骨盤、大動脈周囲のリンパ節に転移した場合がIII期、膀胱や直腸粘膜までがんが広がる場合や遠隔転移を認める場合がIV期となります。
閉経期以降に多く、不正出血、帯下(おりもの)などの症状があります。若年女性の場合でも、周期的な月経がない場合は気をつける必要があります。
子宮の内膜から発生するため、がんが子宮の筋層内にとどまるI期で見つかる場合が多く、手術が最も有効な治療です。
再発リスクが高い場合や転移がある場合は術後治療を行います。
子宮体がんは子宮体部の内側を覆う粘膜(子宮内膜)にできるがんで、子宮内膜がんとも言われ、近年増加傾向にあります。
子宮体がんの病期(ステージ)の分類ですが、がんが子宮体部にとどまる場合がI期、がんが子宮体部から子宮頸部に広がる場合がII期、がんが子宮外の小骨盤内に広がる場合や骨盤、大動脈周囲のリンパ節に転移した場合がIII期、膀胱や直腸粘膜までがんが広がる場合や遠隔転移を認める場合がIV期となります。
閉経期以降に多く、不正出血、帯下(おりもの)などの症状があります。若年女性の場合でも、周期的な月経がない場合は気をつける必要があります。
子宮の内膜から発生するため、がんが子宮の筋層内にとどまるI期で見つかる場合が多く、手術が最も有効な治療です。
再発リスクが高い場合や転移がある場合は術後治療を行います。
検査
不正出血か月経不順を認める場合、まず超音波検査を行い子宮内膜に異常があるかを観察します。
その上で子宮体部の細胞診や組織診を行います。子宮内に細い診断器具を挿入して検査するため、病巣から確実に検体採取ができない場合があります。
そのため麻酔をかけての子宮内膜全面掻把術を行って、組織診断を行うこともあります。
子宮体がんと診断された場合は、内診で子宮周囲へのがんの広がりを触診で評価し、超音波検査、MRI検査やCT検査でがんの広がりや転移の有無を画像的に評価します。
PET-CTで転移の評価を行う場合もあります。
膀胱や直腸へがんが広がっている可能性があるときは、膀胱や直腸の内視鏡検査を行って浸潤の有無を確認します。
その上で子宮体部の細胞診や組織診を行います。子宮内に細い診断器具を挿入して検査するため、病巣から確実に検体採取ができない場合があります。
そのため麻酔をかけての子宮内膜全面掻把術を行って、組織診断を行うこともあります。
子宮体がんと診断された場合は、内診で子宮周囲へのがんの広がりを触診で評価し、超音波検査、MRI検査やCT検査でがんの広がりや転移の有無を画像的に評価します。
PET-CTで転移の評価を行う場合もあります。
膀胱や直腸へがんが広がっている可能性があるときは、膀胱や直腸の内視鏡検査を行って浸潤の有無を確認します。
治療
子宮体がんの治療の原則は手術であり、子宮と両側卵巣、卵管、リンパ節を摘出するのが基本の術式です。
I期で見つかる症例が多く、術後の病理検査で再発リスクが低い場合は手術のみで治療終了となります。
従来は開腹手術により全ての手術が行われていましたが、近年では術前検査で早期と予想される子宮体癌に対しては腹腔鏡手術やロボット手術などの、より低侵襲の手術が行われています。
術後の合併症として、リンパ節郭清を行った場合の下肢リンパ浮腫、閉経前で両側卵巣摘出した場合の更年期症状などがあります。
手術中の摘出子宮の癌の肉眼所見や術前検査で転移の可能性が低い場合には、リンパ節郭清を省略するか縮小したリンパ節生検に止めて、術後のリンパ浮腫を減らす努力も行っています。
最終的に摘出したものはすべて病理検査を行い、癌のひろがりを調べます。
子宮外への転移がある場合や、転移はなくても再発リスクが高いと判断される場合には、術後治療として主に抗がん剤治療を行います。
遠隔転移を認める場合や再発した場合も、主に抗がん剤治療を行います。
若年女性で妊娠の可能性を温存したい患者さんの場合、子宮内膜に限局した分化の良いがんで、画像検査でも転移の所見がない場合に限りますが、ホルモン療法を行う場合があります。
病巣が消失した場合には子宮摘出をせずに妊娠の可能性を残せますが、消えない場合には手術が必要です。
I期で見つかる症例が多く、術後の病理検査で再発リスクが低い場合は手術のみで治療終了となります。
従来は開腹手術により全ての手術が行われていましたが、近年では術前検査で早期と予想される子宮体癌に対しては腹腔鏡手術やロボット手術などの、より低侵襲の手術が行われています。
術後の合併症として、リンパ節郭清を行った場合の下肢リンパ浮腫、閉経前で両側卵巣摘出した場合の更年期症状などがあります。
手術中の摘出子宮の癌の肉眼所見や術前検査で転移の可能性が低い場合には、リンパ節郭清を省略するか縮小したリンパ節生検に止めて、術後のリンパ浮腫を減らす努力も行っています。
最終的に摘出したものはすべて病理検査を行い、癌のひろがりを調べます。
子宮外への転移がある場合や、転移はなくても再発リスクが高いと判断される場合には、術後治療として主に抗がん剤治療を行います。
遠隔転移を認める場合や再発した場合も、主に抗がん剤治療を行います。
若年女性で妊娠の可能性を温存したい患者さんの場合、子宮内膜に限局した分化の良いがんで、画像検査でも転移の所見がない場合に限りますが、ホルモン療法を行う場合があります。
病巣が消失した場合には子宮摘出をせずに妊娠の可能性を残せますが、消えない場合には手術が必要です。