乳腺科このページを印刷する - 乳腺科

レジデントフェロー募集概要

九州がんセンターの乳腺科は「乳癌診療の真のスペシャリスト」を目指しているやる気のあるレジデント(卒後3-5年目)、フェロー(卒後6年目以降)を募集しています。
九州がんセンター乳腺科は日本乳癌学会の認定施設であると同時に、日本専門医機構の定める乳腺外科専門医を育成するための乳腺外科専門医研修カリキュラムの基幹施設(九州がんセンター乳腺外科専門医研修カリキュラム)であり、また、九州各地の乳腺外科専門医研修カキリュラムの連携施設でもあります。乳腺専門医や乳腺外科専門医の資格を取得するための研修施設として十分な体制をとっています。また、日本臨床腫瘍学会のがん薬物療法専門医を目指す医師の研修も受け入れています。レジデントで基本学会専門医(日本外科学会など)を取得するために必要な場合には、他科へのローテーションも可能です。

診療・研修内容

当科では、下記を念頭に質の高い医療を行っています。
  • 乳癌・乳腺疾患の確実な診断と治療法構築の基本を理解すること
  • 乳癌・乳腺疾患の治療について、それぞれの患者さんに最善の治療を提供するために、EBMを理解し、EBMが実践できるようになること
  • 乳癌・乳腺疾患に対する、手術が安全に確実に行えること
  • 新しいエビデンスを創出するために、質の高い治験や臨床試験に積極的に参加すること
  • 乳癌のbiologyを理解した上で治療方針を考えることができように、臨床研究を行い、基礎研究分野にも関心をもつこと

手術

乳癌・乳腺疾患に対する手術を年間約300例行っております。それぞれの症例ごとによく吟味して術式の決定を行い、丁寧で、安全、確実な手術を行うようこころがけています。乳房再建は当院の形成外科医と連携して行っています。

薬物療法

乳癌の術前・術後、転移・再発乳癌に対して、それぞれの症例の乳癌の性質や患者さんの状況に応じた最善の治療法選択が行えるよう、カンファレンス等で十分なディスカッションを行っています。そのディスカッションを通じてEBMの考え方や実践法を身につけてもらいます。患者さんにどのように説明するか、といったことについても、具体的に学んでいきます。また、再発・進行期には身体的・精神的苦痛に対する緩和ケアを経験するとともに、他の診療科や様々な職種、地域の医療機関とも連携し、チームで診療にあたることの重要性を学びます。

治験・臨床試験

国内および国際的な治験・臨床試験に参加することで、現時点での標準治療やこれからの治療の動向、最先端の治療、重要なクリニカルクエスチョンを見出し、それに対する臨床試験の行い方を学ぶことができます。

臨床研究

よりよい医療を提供していくためには、これまでの臨床データをまとめ、疑問点を見出し、その解決のために研究を行うことは不可欠です。また、最近では多くの分子標的治療薬や新規抗癌剤などが登場しており、それを適切に使用するにはその分子機序を理解することが不可欠です。リサーチマインドを持って診療にあたることは各人の臨床力を向上させるのに非常に重要です。そのような観点から当科では臨床研究を積極的に進めていきます。学会(国内・海外)や論文発表も積極的に行っていただきます。

メッセージ

これから、乳癌の手術や薬物療法などを本格的に習得していこうと考えている方、まずはお気軽にご連絡ください。

文責 徳永 えり子(乳腺科部長)