消化管外科
レジデントフェロー募集概略
九州がんセンター消化管外科では、レジデント(卒後3~5年目)およびフェロー(卒後6年目以降)を募集しています。
研修期間は原則2年間ですが、希望や状況に応じて1年または3年も選択可能です。他科へのローテーションも柔軟に対応いたします。
研修期間は原則2年間ですが、希望や状況に応じて1年または3年も選択可能です。他科へのローテーションも柔軟に対応いたします。
応募対象
- 消化管外科手術を本格的に学びたい方(特に胃がんに関しては日本全国で手術症例が減っていますが、当院で十分な経験が可能です。)
- 出身や経歴は不問、消化器外科医としてスキルアップを目指す熱意のある方
診療研修内容
1.取得可能な専門医資格
- 日本外科学会専門医
- 日本消化器外科学会専門医
- 日本内視鏡外科学会技術認定医
- 日本食道学会認定医、専門医(3年以上研修の場合)
- がん治療認定医
- ロボットコンソールサージョン など
2.幅広い診療対象
食道がん、胃がん、大腸がんを中心とした診療を行っており、短期間で豊富な手術経験を積むことが可能です。
- 食道外科では、胸腔鏡下手術(腹臥位)や開胸手術に加え、頭頸部外科・形成外科との共同手術も経験できます。
- 胃外科では進行癌や残胃癌でもほぼ全例を完全腹腔鏡下手術で行い、さらにLECS(腹腔鏡・内視鏡合同手術)にも積極的に取り組んでいます。
- 大腸外科では、人工肛門を回避するための括約筋間直腸切除術(ISR)や経肛門的全直腸間膜切除術(TaTME)に加え、進行癌に対する拡大手術(骨盤内臓全摘術や仙骨合併切除など)も行っています。
3.手術技術の習得
- スコピストや助手としての経験を一定数積んだ後、術者として鏡視下手術、ロボット手術を担当できます。
- 2~3年間の研修で内視鏡外科学会技術認定医取得を目標に、技術取得を指導しています。
4.学会発表・認定医取得の支援
日々の手術やカンファレンスを通じた実践的な学びに加え、認定医専門医取得に必要な学会発表や論文作成を積極的にサポートします。
5.当科の特徴
現在在籍中のフェローは、がんに特化した手術を年間約70~80例執刀しており、認定医資格取得後は各地の基幹病院で指導医として活躍しています。
メッセージ
少しでも興味があれば、まずはお気軽にご連絡ください。私たちと一緒に学び、成長しましょう。
皆さまの応募をお待ちしています!
文責 木村 和恵(消化管外科部長)
先輩レジデントからのメッセージ(1)

永井太一朗
(2015年医師免許取得
2022年4月~2025年1月現在在籍中)
初期研修2年間、外科専攻医として3年間後期研修を行い、次のステップとして消化管癌の手術、特に腹腔鏡手術を学びたいと思い、医師6年目の春に九州がんセンター消化管外科のフェロー研修を開始しました。
それまでの腹腔鏡手術の執刀経験は胃、大腸あわせても数例程度でしたが、4月の研修開始以降まずはスコピスト、助手として手術に参加し、秋より術者としてのトレーニングが始まりました。およそ半年で食道癌の再建5例、胃癌5例、大腸癌10例の術者症例を経験しています。術後は先輩方と執刀症例や、他施設のエキスパートビデオを見て意見交換をしています。2022年にともに勉強した先輩の先生が2名とも技術認定医試験に合格されたことは励みになりました。
それまでの腹腔鏡手術の執刀経験は胃、大腸あわせても数例程度でしたが、4月の研修開始以降まずはスコピスト、助手として手術に参加し、秋より術者としてのトレーニングが始まりました。およそ半年で食道癌の再建5例、胃癌5例、大腸癌10例の術者症例を経験しています。術後は先輩方と執刀症例や、他施設のエキスパートビデオを見て意見交換をしています。2022年にともに勉強した先輩の先生が2名とも技術認定医試験に合格されたことは励みになりました。

また、習熟度に応じて高難易度の手技やロボット手術習得の準備に関しても支援して頂けるので、高いモチベーションで勉強することができます。消化管・内視鏡科や消化管・腫瘍内科、病理科との合同カンファレンスも毎週行われおり、画像診断や薬物療法、放射線治療など集学的治療についても学ぶこともできます。
アットホームな雰囲気で、自身のキャリアプランをもとにその後の進路についても親身に相談することができると感じています。興味を持って頂いた先生方は是非一度見学へいらしてください。
アットホームな雰囲気で、自身のキャリアプランをもとにその後の進路についても親身に相談することができると感じています。興味を持って頂いた先生方は是非一度見学へいらしてください。
先輩レジデントからのメッセージ(2)

塩川桂一
(2014年医師免許取得
2020年9月~2023年3月まで在籍)
学卒業後、医師6年目の秋より消化管癌の専門的な治療、手術手技を学びたいと考え、見学の上フェローとして研修を開始しました。当院での研修を決めた理由の一つは手術症例が豊富なことです。鏡視下手術は技術認定医のスタッフの指導の下でスコピスト、助手だけでなく執刀もさせていただき、1年間で大腸40例、胃20例、食道10例を経験しているところです。また年に複数回、関東や関西など手術のエキスパートの先生にビデオクリニックしていただく機会もありました。

喉頭摘出を伴う食道切除術や骨盤内蔵全摘などの他臓器合併切除を伴う拡大手術も経験する一方で、病棟での周術期管理、術前・術後の化学療法や放射線治療など集学的治療についても学ぶことができます。さらに学会発表や論文の指導もしていただき、紹介外科専門医試験受験に必要な業績を得ることができました。九州がんセンター消化管外科は専門的修練の場として、とても素晴らしい環境がそろっていると思います。(2022年4月現在)