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レジデントフェロー募集概要

九州がんセンター婦人科は「婦人科腫瘍医」を目指している元気なレジデント(卒後4-5年目 産婦人科専門医取得後)、フェロー(卒後6年目以降)を募集しています。研修期間は原則3年で、日本婦人科腫瘍学会専門医制度の専門医が取得できることを目標にしています。或いは当院での診療経験を望まれる医師の1年または2年の短期の研修も可能です。

診療・研修内容

当科では、下記の3つを柱とし、質の高い医療を行っています。
  • 全ての婦人科腫瘍患者の管理ができること
  • 必要な手術を初めとする治療が安全に確実に行えること
  • エビデンスをもとにした標準治療ができること、さらに新規の開発治療を取り入れること
年間、約180例の初回治療の浸潤癌症例を扱っており、さらに当科や他院で治療した再発癌症例に対しても下記の治療を適切に行うことをチームで考えながら、これを行っています。
また、数多くの臨床試験に参画し、新たな治療についても早くからこれを経験できる様に考えています。当院での「婦人科腫瘍医」取得のための修練の概要は、まず当院の診療に慣れていただくことも含めて、種々の婦人科悪性腫瘍の患者さんを受け持ってこれを管理し、手術は癌の手術の助手と良性腫瘍の執刀から始めます。慣れてきたら婦人科腫瘍医の指導の下で癌の手術の執刀を行い、全ての婦人科悪性腫瘍の治療を自立して行うことができる様にしています。

手術

我々の最も専門としている分野です。当科では、日本婦人科腫瘍学会認定の婦人科腫瘍専門医4名を有し、週2日の手術を行っています。子宮頸癌、体癌、卵巣・卵管・腹膜癌、再発癌、CIN、その他の婦人科腫瘍の手術等、多くの症例の手術を行っております。通常の婦人科臓器の手術だけでなく、尿路系、消化管系の手術も独自或いは泌尿器科、消化器外科の協力のもとにこれを行っています。

鏡視下手術

子宮体癌、良性卵巣腫瘍、良性子宮腫瘍に対しての腹腔鏡下の手術を行っております。また、子宮体癌と良性子宮腫瘍に対してのロボット支援手術も行っています。開腹手術の修練をもとに安全な鏡視下手術ができることを第一に考えてこれを施行しています。

放射線治療

特に子宮頸癌において重要な治療です。最先端の治療機器を有した放射線治療専門医との協力のもとにカンファレンスで治療方針を決定し、IMRTなども取り入れながら、これを行っています。詳しくはHPの放射線治療科の診療案内を参照されてください。

化学療法

婦人科関連の化学療法は全て当科で主治医が担当し、これを行っています。初回の治療に含まれる化学療法、再発癌に対する化学療法を、これもカンファレンス等で適応を考え、適切な治療を安全に行うことを身につけてもらいます。臨床試験や治験では新規の薬剤や併用療法も適用しますので、婦人科における化学療法や分子標的治療の最先端を学ぶことができます。

緩和ケア

上記の治療中より、身体的・精神的苦痛に対する緩和ケアができる様に、チームで考えながらこれを行います。医師チーム、看護師を含めた病棟チーム、或いは病院の緩和ケアチームと相談しながら、担当患者のケアが適切に行えるようにしています。

メッセージ

3年間でこれらのことを習得するにはかなりハードな日常になりますが、“鉄は熱いうちに打て”の諺通り、若い方には無限の可能性があることを信じ、スタッフは修練の指導をしていきます。疾患の性格上、辛いことも多いですが、お楽しみもあります。患者さんと医療者、病棟全体が明るい雰囲気で診療できることを心がけています。

2016年3月から九州がんセンターは新病院での診療を開始し、新時代を築こうとしています。柔軟で元気な若い力を必要としています。これから、婦人科悪性腫瘍の治療を本格的に習得しようと考えている前向きな方、或いはがん診療専門病院での経験を望まれる方、まずはお気軽にご連絡ください。

文責 有吉 和也(婦人科医長)